中日ドラゴンズがライバルです! 株式会社保険相談センター 代表取締役 村上 実 氏中日ドラゴンズがライバルです! 株式会社保険相談センター 代表取締役 村上 実 氏

「朝活ノススメ」では毎回、朝の活用達人に成功の秘訣を伺いご紹介いたします。
第3回のゲストは保険業界の風雲児、来店型保険の先駆者。「保険相談センター」を展開する株式会社保険相談センター代表取締役・村上 実さんにお話を伺いました。保険販売の概念を覆したその手腕をご紹介します。

Q)経歴を拝見すると、最初にMデパートに勤めていらっしゃった
ようですが、どのような経緯で今の仕事に?

村)私が仕事上、常に思っていることはひとつです。
「人のお世話がしたい」
Mデパートでは「接客」をやっておりました。毎日いろいろなお客様がお越しになり、その方たちのお世話が出来ることが幸せでした。自分で目標を設定〜達成するための計画を立てて行動するタイプでしたので目標を達成するために時には休みも摂らずに5年間猛烈に働きました。おかげさまでキャンペーン等でたくさんの賞もいただきました。

Q)その後、保険業界に進まれたわけですが、
その辺りどうだったのでしょう?

村)これこそ、自分が一番求めていた業界だとすぐに感じました。「人のサポートが一生出来る素晴らしい仕事」ですから。もちろん、この仕事は誰でも開業出来るし、ライバルも多い。ですが、「難しい仕事のど真ん中で勝ちたい!」そう思ったのですよ!

Q)前向きですね。どこでその精神を身につけたのでしょう?

村)スポーツですね。学生時代からテニスをやっていました。上下関係のきついバリバリの体育会系(笑)。高校生の時はインターハイ、大学ではインターカレッジに出場しました。そこで優勝という目標に向かって邁進する癖がついたと思います。

Q)保険の仕事はすぐに上手くいきましたか?

村)いや、全く(笑)。裸一貫、やれば出来ると信じ、テレアポと飛び込み営業の毎日。
ある時、飛び込みで出かけた玄関先で話している間にドアを閉められました。それでも、あきらめずに話し続けたら相手が呆れ返って、「入って来い」と話しを聞いてもらえました。『これが営業か』と。
その後も9時―5時には限らず、お客様の時間に合わせ、夜中の営業、ヘルメットをかぶり工事現場への営業、何でもやりました。金無し、コネ無しで独立開業後は当時ラーメン屋の2階で間借りして事務所を開いていたのですが、ある日、突然ひらめきました。

Q)ほ〜、それは?

村)中日ビルでの事務所開業。ドラゴンズと同じビルで(笑)。
保険業界というのはそもそも店舗を持つ仕事ではないのです。自宅兼事務所で固定費を少なくしてやることが保険業の常識でしたから。しかし中日ビルでも最初は5坪という小さなスペースで、しかも来店型ショップなんて形態がなかったので、お客様は気づかなかったですね。

Q)それで、どうしたのですか?

村)お店を拡げました! それでもお客様はまだ来ない、もっと拡げました。この繰り返し(笑)。そして、ここのエリアをほとんど借りてしまった。さらに12階に20坪の事務所も借りました。
しばらくして、中日ドラゴンズ横のオフィスが空くことに。いきなり200坪!今までの10倍。さすがに社員も反対しましたが、ドラゴンズの横で仕事をすることに憧れていましたし、失敗したら僕の責任、小さく動くより大きく大胆に行動すべきという自分の考えを通しました。

Q)ドラゴンズへ想いが強いですが、理由がありますか?

村)元々スポーツが好きですし、地元球団ですからね。大のドラキチです(笑)。でも、それだけではなくドラゴンズが地域に根ざした球団であり、それは自分のビジネススタイルも同じ。隣のドラゴンズをライバルと思い頑張ろうと思ったわけです。そして、今では落合監督の長い目で見た部下を信じる采配を自分の経営にも活かしています。
引越し後、家賃は10倍に跳ね上がりましたが、覚悟を決め前向きに仕事をしようと考えていました。
その後、保険代理店で初めてテレビCMも始めました。本来、保険は良いものであるはずなのに、いやがられるというイメージを変えたかったという気持ちが強かったと思います。全国で業界が真似をしたがる店を作る。そんな想いでした。

Q)お仕事は順調に?

村)おかげさまで!『ルールを守り、常識を破る』をモットーに場所や店舗形態などいろいろ創造し、販売に関しても社員には『保険を売るなよ、その代わり、お客様が入りたいと言ってもらえるような存在になってくれ』と伝え、そして売らないことをコンセプトにしたらお客様が安心して来店し始めていただけるようになりました。本年3月には東京新宿店、4月には大阪梅田店開店と順調に推移しています。
また、ドラゴンズの契約更改の記者会見時にセミナールームをお貸しするなど好関係を築けたことは1ファンとしても嬉しい限りです。

Q)倫理法人会入会のきっかけは? また、村上さんにとって倫理法人会とは何でしょう?

村)当時中川区倫理法人会の会長だった武藤さん(現・中川区倫理法人会相談役)の勧めで入会しました。
会社というのは社長がどこを向いているかがとても大切だと思います。私の場合、良くも悪くもワンマンでやってきましたから、もし、私が良くない方向を向いてしまうと、会社がダメになってしまいます。
倫理法人会は良い方向【素直さや謙虚さなど】を示す指針となってくれています。また、会自体がポジティブ志向の組織作りを考えているので倫理法人会の教えを会社で実践しています。(未会員の方に是非おすすめ!)おかげで社員に仕事が任せられるようになってきて、会社はどんどん良い方向へと進んでいます。

Q)ビジネスで成功を納めている村上さんの次の夢は何でしょう?

村)成功しているとは思っていません。それに成功だと浮かれていたらそこで終わってしまいますから。
夢と言えば、もともと『スポーツ好き』。地域のスポーツ振興に力を入れていきたいですね。ドラゴンズは元より、名古屋グランパスにアイススケート、プロゴルフなど、みんなが楽しくスポーツに関われることに至力したいです。会社には車イスの社員さんもいて車イスバスケットで全国大会優勝などもしていますので、地域でも社内でも『みんなが楽しくなること』を進めていきたいですね。楽しそうにしているのを見るのが好きなんですよ。(笑)

Q)最後に村上さんの朝活とは何でしょう? 何かメッセージをお願いします。

村)一言で言えば、『経営者は朝、遊べ! 朝、学べ!』です。
私も含めて経営者は夜、仕事上のお付き合いなどもあり好きなことが出来ないと思います。だから『朝、遊べ! 朝、学べ!』なのです。
私の場合、モーニングセミナーに出かける前にゴルフの打ちっぱなしに行ったり、フィットネスクラブや友人との食事、もちろんモーニングセミナーなどフル活用して朝を楽しんでいますよ。中でもテニスは名古屋MIDスポーツセンターで毎週木曜朝6時からやっていますので、興味のある方は是非参加ください!

裸一貫で事業を立ち上げた“本特別な人間ではない”自分でもやることをちゃんとやれば人に呼ばれるし、必要とされ、行動範囲はどんどん広がっていく。その言葉通り東洋経済新報社からの依頼で書き下ろした『行列のできる保険ショップがはじめて書いた世界一やさしい保険の本』を出版された村上さん。

目標立案〜達成を繰り返してきた行動力と倫理学習を真摯に実践してきた「すなお」な経営で事業はますます成長を続けています。

(インタビュー:愛知県倫理法人会 広報委員長 石川雅之 / 副委員長 中村 剛)

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