私が100日実践で取り組んだ「職場の教養感想シェア」について報告させていただきます。

倫理法人会では、毎月「職場の教養」という冊子が発行されています。1日に1つ教養が身に付くコラムが載っており、それを読んだ感想を単会の仲間とシェアしています。最初は人の感想を読んでいるだけでした。しかし、自分の考えを発表してこそ意義があるのではないかと思い、100日実践としてチャレンジしようと決めました。

実際に感想を書こうとすると、色々と感じるところがあっても、それを人に伝わるように書くのは大変手間のかかることでした。これは面倒なことのようですが、自分に問いながら短い文章を考えることが自身の内観に繋がっていきました。自分はこのコラムを読んでまず何を感じ、そして何を学んだか、その学びをどう実践するかをシェア仲間に宣言する。そのアウトプットが、わずかながらですが、毎日を丁寧に生きることに繋がっているように感じています。

そしてもう1つ収穫があったのは、仲間とのシェアでお互いに良い影響を与え合うことができることでした。仲間の発表を読むことで、自分と違う考えに触れたり、知らなかった知識を教えてもらうことができます。ある人の感想が別の人に影響を与え、内容が膨らんだり、会全体の学びに繋がることもあります。

私は今回の実践で、毎日教養を身につけることの大切さ、そして今の自分がどう感じ考えるかを知り、アウトプットすることの重要性を学びました。仲間がいてくれてこそ、怠け心に打ち勝ち継続できること、高め合えること、これが倫理法人会の素晴らしいところだと感謝しています。これからも世の中の役に立てる人間になれるように励みたいと思います。