倫理経営実践報告
社員の心に灯を燈す、人生を豊かにする『心の教育』を与える
職場は教育の最後の砦
愛東運輸株式会社 代表取締役会長
（一社）倫理研究所 法人局 参事／法人アドバイザー
村山 明子
倫理経営のお手本となる企業として「倫理17000ライセンス※」の認定も受けておられます村山明子法人スーパーバイザーの新社屋にお伺いし、倫理経営の魅力や社員教育への取り組みについてお聴きしました。
※倫理17000ライセンスとは、企業における倫理観の向上に努め、倫理に基づいた経営（倫理経営）を実践して、倫理法人会憲章の理念を実現せんとする優れた企業に与えられる資格です。
会社での実践や取り組みを教えてください。
当社には、社内研修室があり月1～2回程度勉強会を開催しています。「自分だけではなく、社員の人間力向上をなくして企業の活性化はあり得ない。それを実現する具体的な方法はないだろうか」と考え、10年前から「致知の社内木鶏会」を実施しています。
活力朝礼では、最初は苦労もありましたが、全社員が朝礼を実施できるように24時間朝礼をスタートしています。
社員への教育にはどんな想いで実施されていますか？
まずは知ることから始まり、必要な時に必要な情報が出せるようになってほしいと思っています。そのためには、形から入り、実践することにより、心が変わっていきます。
教育は、自己肯定感を高めることに繋がります。人から褒められてようやく人を褒めるようになります。純粋倫理を社員へ浸透できるようにしていきたいです。
倫理経営を導入したい会社へのメッセージはありますか？
人としていかに生きていくのかを「本気で学べる場所」が倫理法人会であると思います。
倫理経営には法則があり、その法則をまずは信じるきることです。そのためにも本気で信じきるまでには、倫理体験を積むことが大事です。やはり成功や失敗体験を積み重ねないと信じられないでしょう。
社長が変化を起こそうとすると、社員は反発することもあるでしょう。それは社長が本気ではないからと思います！
私は、倫理法人会を「社会教育の最後の砦」だと思っています。ぜひ倫理を信じて倫理経営を取り入れてみてください。
インタビュー／豊田市南倫理法人会
広報委員長 坂元玲介
愛東運輸株式会社
刈谷市一里山町南大根31-1
TEL 0566-36-5347
FAX 0566-36-2284
http://aitoh-unyu.jp
［設立］昭和44年8月
［事業内容］一般貨物業、倉庫事業、部品加工事業、内職斡旋事業